移ろう夢に続く短命競争
さあ駆け出せ、少女よ
走り抜けたその先に
描いた日々は無いと分かってても.....
心急く寂しさにありふれた言葉重ね
夜空に掲げた想いは星屑になった
強く手を握りしめ焦燥を諫める声は
燃え尽きた影が道連れを求めているんだ
歩む道の先で
凍てつくような向かい風に吹かれて
足がすくんだ
でも、どこか心地良かったんだ
震えだす声に取り憑く
劣等感を捧げよ、少女よ
「夢などない」と嘆いた日に
捨てた夢を好きと言って
目眩く哀も憂いも
いつか色褪せてしまうのなら
心を穿つこの鼓動に
すべてを放り出してしまいたいの
あの声を聴いて心から剥がれたのは
もう血も流れぬ、忘れた古傷だった
熱く締め付ける、錠を掛けた過去を背に
足跡を辿り、ただ独りで歩いた
いつしか憂苦も消え
暖かい空気にそっと抱かれた
光も融けゆくのに
何故か前が見えないの
震えだす声に隠した
劣等感に委ねよ、少女よ
「意味などない」と叫んだ日に
塵の中に意味を探して
淡く声の響く短命競争
さあ駆け出せ、少女よ
息の切れたその先で
終わりが見えなくても、構わないの